久保綾音さん
(大学生)
2024年2月参加
保育園ボランティア体験
ボランティア実習
言語に不安がありましたが、初日から幼児に積極的に自己紹介をしたことで、幼児と早く打ち解けることができて安心しました。幼児とのコミュニケーションは、私から「これは何?」「何して遊びたい?」「美味しい?」など質問を多くすることを意識しました。すると幼児側から話しかけてくれたり、意思を伝えたりしてくれるようになり、嬉しかったです。
先生方に、初日に「何か手伝えることはありますか?」や「手伝いたいです」と伝え、大体のすべきことを把握し、2日目以降もしていると、「これはしておくから、もっと子ども達と関わって来て!」と言っていただけました。ボランティアさせていただく身として、手伝いと子どもと関わる時間のバランスが難しかったです。
5日間過ごして、担任以外の先生ともコミュニケーションが取れたり、担任の先生が大阪のことを子ども達に教えて日本の文化に触れる時間を作って下さったりと、人の温かさを感じました。また日本の園との環境の違いや働き方、保育そのものの違いを見ることができたことが一番大きかったです。言語や文化を越えた人とのつながりの大切さ、楽しさに気づくことができました。
ホストファミリー
毎日楽しく、不自由なく過ごさせて頂きました。
初日やボランティア後の空き時間に、ショッピングやビーチに連れて行って下さりました。休日は私がツアーに申し込まなかったこともあり、私がしたいことを聞いてプランを一緒に考えたり、連れて行ってくださりました。平日、休日の自由な時間や毎日の食事で、私の限られた滞在時間にできるだけ色んなことを体験できるように、色んなものが食べられるように考えて下さったことがとても嬉しかったです。
毎日娘さんとも遊ぶことができて楽しかったです。お家に色んなおもちゃがあったので、それで遊んだり、私が持って行ったもので遊んだり、出先で遊んだりと全部が思い出です。作ったものをプレゼントしてくれたり、一緒に何かを作ったりもしました。
観光
少し変わっていますが、ホストマザーの知り合いがしているダンスレッスンを受けました。海外の方とダンスを踊る経験はなかなかできることではないので貴重でした。久しぶりにダンスできたのも良かったです。
休日はケアンズセントラル、その周辺の街散策、カフェ、エスプラネード・ラグーン、ナイトマーケットに行きました。どこも楽しかったですが、一番は最後の夜に家族みんなでエスプラネード・ラグーンでBBQをして観覧車に乗れたことが楽しかったです。夜にいったのでとてもきれでした。せっかくだから水着持っていけば良かったと少し後悔しています。
総括「経験」
この言葉を選んだ理由は、「海外ボランティアに参加する」という大きな決断をしないとできない経験だから。学生生活で間違いなく一番の思い出になったし、貴重な経験になったから。
参加を決定してから、英語が苦手なのに上手くやれるのかなと不安が大きくありました。しかしいざ行ってみると、何不自由なく過ごせ、”もっと居たい” ”帰りたくない”と思う程でした。そう思えたのは現地で出会う全ての人が良い人で私のために何かをして下さったり、一緒に楽しい時間を共有できたからです。保育でも、日本で留まっていたらずっと日本の保育士か知ることが出来ないし、日本の保育が当たり前だと思っていたと思いますが、海外の保育を見ることが出来、私自身の保育観にも影響し、狭い視野のままにならなかったことが何よりの収穫でした。このプログラムを通しての出会いと経験に感謝し、大切にしていきたいです。